2012年10月27日土曜日

ウィーン版ミュージカルエリザベート20周年記念コンサート

旅行記を書いている途中ですが、今日は東急シアターオーブに行ってきました。
題名の通りウィーン版のエリザのコンサートです!
マヤ・ハクフォート(エリザベート)
マテ・カマラス(トート)
ブルーノ・グラッシーニ(ルイジ・ルキーニ)
アンドレ・バウアー(皇帝フランツ・ヨーゼフ)
ルカス・ペルマン(皇太子ルドルフ)
ガブリエレ・ラム(皇太后ゾフィー)
トルステン・ティンネ(バイエルン公爵マックス)
マイケ・カトリン・メルケル(ルドヴィカ公爵夫人/フラウ・ヴォルフ)

という豪華キャスト!

マテさんは帝劇エリザの時に日本語で歌っているのを聞いていたのですが、やはりドイツ語の方がしっくりきますね!
コンサート、と聞いていたのでマイクの前で歌うような感じかなー?と思ったら、大間違い。
素舞台でエリザベートをほぼ通しでやってくれました^p^
もう大興奮です^p^
細々したところは、やはりカットされているのですが、それでも迫力の舞台でした。
ていうか、舞台美術ほぼ無しでよくあそこまで観客を惹き付けられるなぁ、と…!
感動、鳥肌立ちっぱなしで、久しぶりに素晴らしい舞台を観た!!と心の底から思いました。
声が伸びやかで、響きも心地よく、何より安心して聞ける!!!
だいたいミュージカル(東宝)観てると1人か2人は(ちょ、間違えそう、声裏返りそうだけど大丈夫?高音届かないんじゃね?www)って思う人(レミゼのコゼットとかコゼットとかコゼットとか)がいるのですが、それが全くない!!!
はらはらせずに観れるミュージカルが久しぶりすぎて…!
1番印象に残っているのは、エリザがフランス病(梅毒)に罹ったときに、トートを追い払うシーンですね。
マヤさんの声の力強さが半端ない。声が大きい、芯が通ってるだけでなくて、そこに強い意志が見えました。
あと、最後のダンスあんまり好きじゃなかったんですが、これ観て大好きになりましたww
私が持ってた日本版のCDのトートさん(誰とは言わないけどw)は声裏返ってますからね…w
こんなにかっこ良い曲だったとは。
そして、何度かルキーニさんのサービスもありましたww最高!大好き!

エリザベートは観る度に好きになっていく演目の1つです。
初めて見た時は意味が分からなくて、あまり面白いと感じなかったのですが、ハプスブルクの歴史書を読んだりして理解が深まるごとに新しい発見が沢山あります。
最後のフランツの悪夢のシーンで死ぬ人達はみんなエリザベートの親類で、子供や周りの人々がどんどん亡くなって孤独になっていくエリザベートはやっぱり「死」に愛されていたのかもしれませんね。
ナチスのシーンも、最初に観たときはハイネがユダヤ人だと知らなかったので、なぜあのシーンが必要なのかと疑問に思ったものです。
今観ると、重要なシーン以外の何者でもないwwww
「ルドルフ」と合わせて観ると「エリザベート」はより感慨深くなりますね。

12月にまたオーストリアに行くのですが、その時にエリザベート観る予定なので、今から楽しみです!

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